小学生の勇気あるヘアドネーション

2025年5月10日、富士宮市の美容室「hair make one」にて、
北山小学校4年生の石川凌瓶くんが、
ヘアドネーションのために1年半かけて大切に伸ばした髪をカットしました。

▲ヘアドネーション用にカット

スポーツ少年として元気いっぱいの石川くんですが、
「髪の毛を必要としている人のために自分の髪を役立てたい」という純粋な思いから、
暑い夏も乗り越えて髪を伸ばし続けてきました。

▲緊張しながらも・・・

カット当日、美容師の手で丁寧に切り取られた髪を手にした石川くんは、
緊張しながらもどこか誇らしげな表情。「毛がなくなった人たちのために使ってもらえたらうれしい」と話してくれました。
その姿には、使命を果たした誇らしさがにじんでいました。

 

この活動は、富士宮ライオンズクラブが2019年から継続して取り組んでいる社会貢献事業の一環であり、
地元の美容室や学校の協力のもと、年々広がりを見せています。
5年間で200件を超える協力をいただき、
子どもから大人まで多くの方々が奉仕の心を形にしてきました。

ヘアドネーションは、ただ髪を切るだけでなく、誰かを想い、
行動に移すことの大切さを教えてくれる尊い取り組みです。

石川くんの行動が、次なる一歩となり、
地域に広がっていくことを願ってやみません。

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